• ホーム
  • 性器にイボ!それは尖圭コンジローマかもしれない

性器にイボ!それは尖圭コンジローマかもしれない

病原体

尖圭コンジローマはヒトパピローマウイルスによっていぼが性器や肛門周辺にできる病気になります。見た目のインパクトもあって、性器へのできるとかなりの恐怖を抱いてしまいます。

尖圭コンジローマの症状は性器や肛門にできるカリフラワー状のいぼという特徴的なものです。潜伏期間も長く、数週間から数か月もあります。徐々に大きくなっていき、カリフラワー状のいぼへと成長していきます。かゆみや痛みといった症状がある訳ではないので、なかなか気付かれないこともしばしば。性器の外側にできれば見た目の変化から発見しやすいのですが、尿道や膣内部等見えにくい部位だとかゆみや痛みもないため気付かれないこともあります。

感染する原因は主に性行為になります。もしも妊婦さんが感染していた場合には、出産の時に赤ちゃんに移ってしまうこともあります。極稀に医療従事者と触れ合うことで感染することがありますが、殆どは感染者との性行為が原因と思って良いでしょう。

潜伏期間が長いため、いぼができるまで感染しているかどうかは判断できません。そのため気付かない内に性行為をして移してしまう、というケースが多いのです。もしもパートナーが尖圭コンジローマであるとわかった時にはみたとえいぼができていなくても、一緒に受診してみた方が良いでしょう。

尖圭コンジローマは外科療法と薬物療法の2種類が取られます。それぞれの方法について説明していきましょう。

外科療法としては電気焼却法と冷凍療法があります。電気療法は局所麻酔をかけて、電気で焼却するという方法です。焼却するので跡が残りやすいというデメリットがありますが、その分1回から2回で済むというメリットもあります。しかも痛みも少ないので、痛みが苦手な人には電気焼却法の方がおすすめです。

それに対して冷凍療法は最も一般的な外科療法になります。-196℃の液体窒素が含まれた綿棒をいぼに押し当てることによって凍結させてウイルスを死滅させる方法です。麻酔を使わない分電気焼却法よりも痛みは強いですが、体への負担が少なくなります。しかし冷凍療法が使うことができるのは小さないぼや面積の小さいいぼ等限られてきてしまいます。更に週に1度の通院を数か月かけて行うので、時間はかなりかかることを覚悟しなければいけません。

治療薬はイミキモドクリームになります。イミキモドクリームを塗布することによって免疫力を高めて、それによって治療を行う方法です。毎日塗布する必要はなく、1日おきに塗るだけ。夜寝る前に塗り込んだら絆創膏を貼らずに自然乾燥をさせて、朝起きたら石鹸を使って洗い流します。洗い流すのを忘れてしまうと、後々皮膚障害を引き起こしかねませんので、必ず洗い流す必要があります。

間違っても毎日塗ってはいけません。毎日塗ってしまうと皮膚のただれや赤み、かゆみ、潰瘍と様々な副作用が出てしまうので、必ず1日おきというルールを守るようにしましょう。

尖圭コンジローマではない部分にも付かないように気を付けなければいけません。もしも付着してしまうとむくんでしまったり痛みが出てしまったりすることがあります。細心の注意を払って使用するようにしましょう。

治療薬を用いた方法は注意点が多くて大変と思うかもしれませんが、何度も病院に行ったり痛かったりする訳ではないというメリットがあります。病院に何度も行く時間がない、痛みに弱いから外科療法はちょっと、というのであれば薬物療法をおすすめします。

尖圭コンジローマは再発率も高めですが、根気良く治療をすれば完治することもできます。確実に続けることができる方法を選択して治療を継続するようにしましょう。