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性器に寄生して感染するトリコモナスとは!?

カプセルを持っている男性

トリコモナスの原因はトリコモナス原虫が原因になります。膣や口腔、腸にトリコモナス原虫が寄生するのですが、殆どは膣に寄生するため膣トリコモナスのことを指します。

トリコモナスに感染源は性行為であることが多いです。男性と女性では症状にかなりの差があり、男性は自覚症状がないことが殆ど。そのため性行為をして、女性に移してしまうのです。他にも水中でもトリコモナス原虫が生きることができ、下着やタオル、プールなんかも感染源になりえます。

しかも潜伏期間もかなり長く、数日から1か月と言われています。場合によっては何年も潜伏していることもあり、高齢者から子供まで幅広く感染者がいるのです。

実はトリコモナスは女性の場合、膀胱や子宮頸管、尿道にも感染してしまうのです。自覚症状がないためそのままにしてしまいがちなのですが、放っておくと膣からどんどん内部まで進行していってしまいます。

症状としても強いかゆみと排尿痛、不正出血におりものの異常と性交痛の5つです。膣内を正常に保つデーデルラインという常在菌がいます。トリコモナス原虫が寄生することによって、デーデルラインの主食のグリコーゲンを食べてしまうのでデーデルラインが死んでしまうのです。そのため雑菌が入り込みやすくなっておりものに異常が出てしまいます。

他の性病でもおりものに異常は出るのですが、特にトリコモナスは刺激臭を放つので他とは違いがわかりやすいです。刺激臭だけではなく泡状になったり緑色や黄色になったりと色にも変化があります。

男性の場合は強いかゆみのような自覚症状がないため、1割程しか自覚できません。稀に排尿痛があったりして発覚するくらいです。尿道に感染した場合には排尿で流されてしまって発症しないなんてこともあり、女性よりも発症しにくくなります。

症状もないなら放っておいても大丈夫なのかと言えばそんなことはありません。前立腺炎・癌のリスクを高めます。前立腺炎では男性器や前立腺、陰嚢に痛みが生じたり、勃起不全のリスクも高まります。あんまり症状もないし大丈夫じゃないか、なんて楽観視せずに異常があったら受診しましょう。

そんなトリコモナスの治療薬はフラジールというメトロニダゾールが一般的です。メトロニダゾールは体内に入って細胞障害活性を持つ物質に変化します。それによって細胞を破壊、つまり殺菌効果を持つのです。しかも副作用も少ないので、安心して服用することができますよ。

投薬治療なので抵抗なく治療することができますが、男性と女性では少し治療薬の服用の仕方が異なります。女性の場合にはフラジールを一度服用するだけで殆どの症状は治まり、一度の服用で95%が治ると言われています。更に効果を高めるために膣錠や軟膏を併用する必要があります。

男性は治療薬を一週間忘れずに服用しなければいけません。男性の場合症状がわかり辛いので、効果もわかり辛くなってしまうのです。そのため治ったかどうかが判断が難しくなり、長く服用しなければいけなくなります。

トリコモナスは感染源として性行為が一番ですが、水中感染だって十分に考えられます。トリコモナスの一番怖いところは自覚症状がないことです。そのため気付かない内に誰かに移してしまったり移されてしまったりすることだって考えられるのです。

かからないのが一番なので、きちんと予防をすることが大事になってきます。例えば避妊具をつけること、プールや温泉ではきちんと洗い流してから椅子を使うことが挙げられます。もしもパートナーや家族がトリコモナスに感染している、とわかった時には高確率で感染していると考えられるので、皆で病院で検査をすることをおすすめします。